Datarizeのメールバウンス管理ポリシーを解説。ハードバウンス・ソフトバウンス・スパム報告への対応を自動制御し、送信ドメインの信頼性とメール到達率を守ります。

メール到達率を守るために
Datarizeのメールバウンス管理ポリシーについて
メールマーケティングでは、「メールを送ること」よりもメールが正しく届くことが重要です。しかし実際のメール配信では、受信側のメールサーバーによって配信が拒否されるケースがあります。
これを「バウンス(Bounce)」と呼びます。
もし配信エラーが発生しているメールアドレスに対して何度もメールを送り続けてしまうと、送信ドメインの評価(Sender Reputation)が低下し、正常な顧客にもメールが届きにくくなる可能性があります。Datarizeは、メール到達率を維持するため、バウンス管理ポリシーに基づいてメール送信品質を管理しています。
メール配信では「送信ドメインの信頼」が重要
メール配信では、DNS設定(SPF / DKIMなど)を行うことで送信元の正当性を証明します。
しかしそれだけでは十分ではありません。GoogleやYahooなどのメールサービスは、SMTPサーバーから送信されるメールを継続的に評価し、
バウンス率
スパム報告
配信履歴
などをもとに、送信元の信頼度を判断しています。
そのためCRMを導入した直後などは、最初から大量のメールを送るのではなく、少量の配信から徐々に増やしていく「ウォームアップ」運用が一般的です。
この過程でバウンス率が低く保たれることで、送信ドメインの信頼が徐々に確立され、安定したメール配信が可能になります。
メールが届かない原因「バウンス」とは
メールの配信エラーには大きく2種類があります。
◾️ハードバウンス
メールアドレス自体が存在しない場合などに発生します。再送しても配信されることはありません。
◾️ソフトバウンス
メールボックス容量不足や一時的なサーバーエラーなどによって発生します。
時間をおいて再送すれば配信される可能性があります。問題のあるメールアドレスに対して送信を続けてしまうと、送信元ドメインの評価が下がり、メール到達率全体に影響が出る可能性があります。
バウンス管理ポリシー
Datarizeは、メール到達率を維持するため、バウンス発生時に自動で配信を制御するシステムを適用しています。エンジニアリングチームが設計したポリシーの概要は以下の通りです。
▶︎ハードバウンス
メールアドレスが存在しない場合などのハードバウンスが発生した場合、そのメールアドレスへの送信は即時永久ブロックされます。これは再送しても配信されないためです。
▶︎ソフトバウンス
ソフトバウンスの場合は一時的な問題の可能性があるため、以下のように段階的にブロック期間を延長する仕組みになっています。
バウンス回数 | ブロック期間 |
|---|---|
1回目 | 72時間 |
2回目 | 7日 |
3回目 | 30日 |
4回目以降 | 永久ブロック |
また、30日以内に3回以上のソフトバウンスが発生した場合は、段階に関係なく即時永久ブロックされます。
▶︎スパム報告
受信者がメールをスパムとして報告した場合、そのメールアドレスへの送信は即時永久ブロックされます。これは送信ドメインの信頼性を守るための重要な措置です。
自動ブロック解除の仕組み
一時的なブロックの場合、システムが1時間ごとに期限を確認し自動解除します。ただしブロック回数は記録されるため、再びバウンスが発生した場合は次の段階のブロック期間が適用されます。
メール配信品質を守るために
バウンス管理システムを通し、以下が可能になりました。
配信できないメールアドレスへの送信を防止
送信ドメインの信頼性を維持
メール到達率の低下を防止
メールマーケティングでは「送信数」だけでなく、どれだけ正しく顧客に届くかが成果を大きく左右します。Datarizeでは今後も、EC事業者が安心してCRM施策を実行できるよう、メール配信品質の改善を続けていきます。
FAQ
Q. ソフトバウンスが発生したメールにはどう対応されますか?
一時的な問題の可能性があるため、段階的に送信を停止します。最初は短期間のブロックが適用され、同じメールアドレスでバウンスが繰り返される場合はブロック期間が延長されます。
Q. ハードバウンスが発生した場合はどうなりますか?
メールアドレスが存在しない可能性が高いため、そのメールアドレスへの送信は即時停止されます。
Q. スパム報告が発生した場合はどうなりますか?
受信者がメールをスパムとして報告した場合、そのメールアドレスへの送信は自動的に停止されます。これは送信ドメインの信頼性を守るための仕組みです。
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